EVトゥクトゥク 幅900mm以下

EVトゥクトゥク=側車付き軽二輪という新しいジャンル バイク扱いなんだけど、普通免許で運転できる。来年から自転車の規制が厳しくなるので、そこらのちょい乗りでバイク免許を持たない妻が自転車代わりに乗るには良いかなと。 早速調べてみると、日本でEV_TUKTUKを販売している会社は幅が900mm以上のものしか作っていない。マンションのバイク置き場の規定は幅が900mmというものが大半である。これでは魅力半減である、というか購入できない。 都心のタワマンも含めマンションのバイク置き場に停められないものを作って、EV_TUKTUKメーカーは戸建ユーザーをターゲットにしているのか? 戸建のユーザーが繁華街のショッピングに来た際にバイクの駐車場に停められるのは便利かもしれないが、戸建ならEV軽自動車で良いではないか。 各メーカーに900mm以下のEV_TUKTUKには市場があることを説いたのだが、何故かどこも3名乗車にこだわって幅が1000mm〜1300mmの商品に仕上げている。今後も900mm以下のEV_TUKTUK商品ラインアップを作る計画はないとのこと。

ないなら作ってしまってはどうかと考えた。
ターゲット市場は都心のタワマンも含めたマンション住民である。

  • 東京、横浜、川崎のマンション住まい600万世帯 うちバイク置き場あり120〜150万世帯
  • EVで静音-> マンションでの早朝・深夜利用の騒音問題なし
  • 三輪で安定、雨の日にも強い
  • 普通免許で運転できる
  • 250ccバイク相当のモーターなので、80km/h 高速道路も走行可能(高速は走らないにしても自動車専用道路を走ることができるのは良いと思う)
  • ランニングコストが安い=駐車場、車検不要、自動車税、自賠責保険、任意保険
  • 価格ターゲット60〜80万円(ランニングコストが安くEV補助金もあるので120万円ぐらいまでは許容範囲か)

課題

  • メンテナンス、修理拠点の整備(まずは東京湾岸エリア、横浜、川崎にターゲットを絞る)
  • 充電:標準規格(SAE J1772,CHAdeMO)+バッテリーを取り出して自宅で充電
  • 型式認定の取得

仕様を作って海外OEMで商品を調達して、保安基準、型式認定をとるのは結構ハードル高い。軽二輪/軽二輪の電動車両は本来は「検査対象外軽自動車」なので、車検不要かつ登録時の型式認定は必須ではない。一方で、型式指定しておいた方が販売しやすい、という事実上の標準となっている制度である。型式指定を取得すると;

  • 登録が容易(個別の保安基準検査が省略される)
  • 販売店・ユーザーが安心して購入
  • リコール制度の対象となる
  • 量産に向く

つまり、型式指定しないと各車両毎に詳細審査が必要になり、販売店が扱いづらいだけでなく、自賠責手続や登録に手間がかかる。

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