最近は海外での不正アクセス疑惑とかクレジット会社からの連絡とかで、クレジットカード(以下クレカ)を止めて再発行する機会が増えている。複数枚クレカを所有しているので止まっている1週間程度はそれほど問題ないようではあるが、日常的な引き落としでクレカを使用している場合、リストを作って対応しないと漏れが生じる可能性がある。
まあ、ここまでは普通の対応であるが、航空チケットをクレカで予約購入している場合、搭乗の際に元のクレカが必要になることもあるらしいので注意が必要である。さらに、その航空券をキャンセルした場合、本来ならそのクレカに返金されるのだが、その番号のクレカは使用不可になっているとどうなるのか? Qantas航空で行ってみたので説明する。クレカはJALカードでカード発行元はDCカードである。
1. Qantas航空のサイトでキャンセル手続きを行う。 すると、次回からは予約番号で航空券の状況が確認できなくなる。(添付写真)
2. Qantasの場合、1週間から10日で返金手続きが終わるとメールが来ることになっているが、返金もされずメールも来ない。
3. 仕方がないので、Qantas日本に電話する。(なかなか繋がらないが頑張るしかない)
事情を説明して調べてみたところ、返金手続きが完了していないとのこと。
カード会社(発行元)に、「カードが止まっていても返金手続きが受け付けられるか確認して欲しい。」とのことなので、確認することに。
4. カード発行元に電話し(これもなかなか繋がらない)、事情を説明したところ、「カードを止めた後もそのカード番号で返金を受け付けれられる。」とのこと。
5. 再度Qantasに電話、今度はすぐに繋がる(発信電話番号登録機能があるのか?)。状況を説明したところ、キャンセルの返金手続きをマニュアルで進めてもらうことにした。再度、返金までに1週間程度かかるとのこと。

以上のことからログインせずに予約番号でwebアクセスする場合(会員番号でアクセスする場合は登録クレカの変更ができるかもしれないが)では、キャンセルする際はwebで行わずに電話でリアルにキャンセルした方が確実だと思われます。(web処理の場合、返金手続きを自動で行おうとして、クレカが止まっていたので、処理も止まってしまったようである)
<付加情報> クレカに紐づいたETCカードは再発行した異なる次の番号に自動的に紐づけてくれるらしい。