超AI入門(人間ってナンだ!)

NHK超AI入門の5/1放映分をTVのタイムシフト機能で観た.司会が東大工学研究科松尾教授,ゲストがゲームAI開発の三宅陽一郎氏である. 松尾先生のところの学生がゲームの世界は「報酬系のハッキング」ですね,と言ったのを受けて,三宅氏がゲームの世界では,時間軸に応じた報酬を与えると解説する;

  1. 1秒から1分毎: 敵を倒すことによる快感と経験値があがるという報酬. 
  2. 5分毎: レベルが上がるという報酬. 
  3. レベルを上げていくと: 次の街に行けたり,新しい道具や武器を買うことができる. 

ユーザーがそれに少し飽きてきたところで,更に試練を与え,それをユーザーが必死で乗り越えていくことにより次のステップに結びつける. このような演出はAI監督がゲーム登場者であるAI役者(例えばモンスターを演じている)に対して指示を送り,うまい具合での斬られ役を演じていく.プレイヤーに気づかれないように,手加減してヤられることが重要なポイントとなる.

そして今や,AIがプレイしている人間を理解することで,プレイしているユーザーに合わせてダイナミックにゲームを変化させることが,ゲーム産業で起こっている.

こういったヒトの報酬系のハッキングが,ゲームの世界に限らずGoogleMapやAmazonのreviewなどでも普通に行われているようである.あなたのコメントが1000viewを超えましたとか,写真が世界中の人から10,000viewを超えました.このお店のreviewを投稿しませんか? もう少しで上のrankに行けますよ,等. 自分達も口コミのポイントやコメントを参考にして,新しい店を選んでいるので,良い店があると紹介したくなるが,小さい店の場合は少しupは遅らせて満員にならないようにコントロールしていることは否めない.

横浜のVietnum料理の店

Vitamix消耗部品

Vitamixを購入して使い続けて7年ほど経つらしい. 妻が空回りしてグリーンスムージーが使えなくなったというので,見てみると本体モーター側のDrive Socketというモーターの力を上のコンテナの歯の部分に伝えるギアの本体側の部品に問題があるようにみえる.実際,マニュアル(英文)を見てみると半年から1年で交換する消耗部品であると書いてある.業務用で使用しているわけではないが,7年も使っていればそりゃ交換しなきゃいけないね.
ただ,日本のVitamixサイトには,消耗品リストにこの部品は入っていない.

http://www.vita-mix.jp/product/accessories.html

ということは有償修理でメーカーに出さなければいけないのかな,と調べてみると7.5年の無償保証期間があるが,我が家にあるものは正規品購入となっていないことが分かった.

オーストラリア在住の長男夫婦も巻き込んで,Vitamix本社にメールを送り修理対応に関して相談した.修理は無償だが,米国在住でないといけないらしい.また日本在住者には部品を直接送付できないとのこと(多分,代理店契約か何かの関係だと推測).困って,米国Amazonのサイトで調べてみると丁度同じ型番の部品を探すことができた.また比較的リーズナブルな送料で2週間程度で届くとのことが分かったので,早速注文した(1/11発注で1/28到着予定だったが,1/24に到着した). 部品+コンテナも含めて,航空便で17.17USDとは驚きである.恐るべし,Amazonのグローバル物流システム.

右が新品のコンテナ写真,新旧コンテナの間にあるのが,Drive Socket部品

AWS→さくらインターネットに引越ししました

AWSの無料利用期間が過ぎ,費用が膨らんできたので,安いサーバーに引越ししました.と言っても,引越ししようと考えてから半年後ですが(汗)
引掛かったポイントは,

  1. データベースの引越しの為に,phpmyadminからデータベースをエクスポート.
  2. Cyberduckの秘密鍵が機能してくれない.

であったわけですが,WordPressにプラグインAll-in-One WP Migrationを入れると,簡単にエクスポート/インポートできることが記事に見つけたので試してみました.

Step1: データ量の多いメディアライブラリーや必要ないデータのチェックボックスを外して,データベースをエクスポートする.

Step2: メディアライブラリーだけエクスポートする.

Step3: Step1のファイルをインポートする.

Step4: Step2のメディアライブラリーファイルをインポートする.

Step3以降の問題としては,インポートする際に,WPのインポート容量が5MBがMaxであるのを上にあげる必要があること. さくらインターネット側のサーバーコントロールパネルで,インポートするフォルダ内の .htaccess ファイルに上限(max_filesize)を128Mにする行を挿入すれば解決する.

iMac CPU高温: ブラウザはGoogle Chrome

最近、ブラウザにGoogle Chromeを用いている。 どうしてもタブを20以上開いてしまうことが多いのだが、ふと気がつくとCPUスピードが62℃を指していて、ファンのスピードが上がっている。何か去年もこんなことがあったなぁと思いながら、アクティビティモニタを見てみると、CPU負荷が上がっている。(以前はmdworkerというのが原因だったようだが)今回は;

Google Chrome Helperというプロセスが結構ある。ネットで調べてみると、TabMemFreeというOptionがあるらしいので、早速入れて起動してみた。 Google Chrome Helperの項目は、残っているが、そのプロセスのCPUの占有%はグッと減って、CPU温度も54℃に下がった。  このTabMemFreeのアイコンを右クリックするとオプションがでてきてTab timeoutの設定ができます。 defaultは最短の15minのようです。

この拡張機能を使う欠点としては、1. 通知が届かなくなる(Facebookなど)2.Chromeがクラッシュすると、タブが戻らない。 というものがあるそうです。

私の場合は、一旦TabMemFreeを起動して、温度が下がった後、このOptionをOffにしてもCPU温度は下がったままなので、これで様子をみる予定です。

NewZealand旅行_前準備

Milford Sound Nature Cruise

11/12(日)からNewZealand、それもまず初めてのSouth Islandを前半に周る予定。 もちろんMilford Soundを訪問するのだが、Milford Sound クルーズはReal Journeys社。 但し、Real Journeys社のサイトで最初予約したのをキャンセルして、HISのサイトから同じTourを申し込んだ。

何故かと言うと、HISのサイトからクルーズ中のランチに和食弁当を事前に申し込むと、クルーズの際の席が景色の良い2階席確約になるのだが、Real Journeys社のサイトから同じ内容を頼んでも景色の良い2階席は予約されないとのこと。(Real Journey社に確認済み)

更に、HISのサイトによると、日本語ガイドがつくらしいのだが、これはReal Jouneys社に確認したら、Mildord SoundのTourには日本語ガイドはつかないと言っているので、HISのTour情報が間違っているかどうか現地で確認してみよう。今回、そもそもAir NewZealandの羽田就航記念のバーゲン航空チケットで、羽田発で11/13の深夜便で発つ予定が、羽田便のフライト時間変更でオークランドでの乗り継ぎ便に間に合わなくなり、往路は成田便に変更するハプニング。 まあ、色々あるけど楽しめそうな予感。

ゆうパケットとクリックポスト

Amazonのネットショップやヤフオクで不要品を販売したりする際に、送料は結構気になるが、同じ追跡サービスのある日本郵政の低料金の発送方式のクリックポスト(全国一律164円)ができたのに、ゆうパケット(サイズ別に250円から350円)を今だに使っているネットショップがある。 気になったので両者を比較してみる。

1.クリックポスト 価格164円 重量1kg以内、サイズ:L34cm W25cm T3cm以内。 追跡サービスあり、ラベルの手書き不要。

2.ゆうパケット 価格250円から 重量1kg以内、サイズ:L+W+T<60cm L34cm以内 T:1cm以内 250円、2cm以内300円、3cm以内350円。追跡サービスあり。

どちらも郵便ポスト配達でサイズも重量もほぼ同じなのに、配送料金のがゆうパケットの方が高い。何故ゆうパケットを用いるのか、疑問に思いませんか? クリックポストはyahooウォレット支払いが必要なので、その登録が必要という障壁はあるがネット系の販売店やヤフオクに慣れている個人なら乗り越え簡単な障壁です。まず、ゆうパケットには法人契約のようなものがあって年間何個以上なら割引価格が適用されるようです。サイズ別に140円、160円、220円。

決め手は;ゆうパケットは集荷対応(但し後納契約のゆうパケット)、さらに「ゆうプリR」対応(CSVによる一括対応が可能)というポイントが、ネット系店舗で大量に出荷する必要があるところでは業務効率が良いということのようです。 1箇所ごと手入力で宛先を入力しなければならないクリックポストでは効率が悪いのと、郵便局もしくは郵便ポストまで持ち込むクリックポストより集荷してくれるゆうパケットの方が業務効率が良いということですね。

 

註: ゆうプリRはMac対応はないですね、windows対応のみ^^;

iMac 熱暴走

中古のiMac27インチのメモリーを拡張して快適に使っていたら、突然熱暴走し始めた。 最近はiMacの裏にセットしたファンを使わなくてもCPU50℃以下で動いていたのが、内部のファンがガンガンに回り始めCPU温度は60−70℃。参ったなと思いiMac裏のファンを動かしながら、アクティビティーモニターでCPU使用率を見てみるとmdworkerという知らないプロセスが4つぐらい動いている。あちゃー!Mac版ウイルスにやられたかなと無料のウイルス対策ソフトを動かしながらネットでmdworkerを調べてみると; 「Macが熱暴走するときの原因と対処法」というblogが出てきた。spotlightの検索気機能がインデックスを作成する際にmdworkerが動くらしい。 このblogにあるように、spotlightの検索除外エリアとして内蔵HDDを外したところ、CPUが大幅に占有されることも熱暴走することもなくなりました。

ヤフオク

ヤフオクは、すでに日本で定着してひとつの経済圏を作っていると感じていたが、一方で何故メルカリという携帯フリマが急伸したのか不思議であった。 当初は、スマホで簡単操作できる使い勝手がキーなのかと思ったが、最近気づいたことがある。

ネットのオークションやフリマは、通常escrowという仕組みを採用しており、落札者からの落札代金を一旦システムが預かり、出品者から正しい品質のものが落札者に届いたことを確認してからシステムが出品者に落札代金からシステム手数料をひいた金額を支払う仕組みとなっている。このサービスにより、出品者が金だけとって商品を送らないとか落札者が落札したのに落札代金を送らないというトラブルになりにくくして、ネットでのオークション取引をスムーズにしている。 ところがヤフオクは昨年escrow方式を再スタートしたのだが(何故か、全ての商品ではなく、高額商品やチケット等の商品ジャンルに限っている。一方、メルカリは全商品でescrow取引である。その代わり本人確認が甘いので盗品の販売など他の問題が発生している。

ヤフオクがオークションやフリマの基本サービスであるescrowをきちんと実行していないのか不思議である。システムの安全性よりも手数料収入を確実に得たいからか? 中期的に見ればそれでは利用者は減っていくのでヤフーの経営者がそんな判断をするとは思えない。 少なくともヤフー簡単決済を採用した落札者と出品者に対してはescrow取引として、ネットオークション取引がスムーズに機能するようにして欲しいものである。

<参考> ヤフオクのescrowの流れ

2000年9月26日 ヤフオクescrowサービス導入 https://about.yahoo.co.jp/pr/release/2000/0926a.html

2007年7月11日 ヤフオクが簡便なescrowサービス開始http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0706/27/news126.html

2011年 escrowサービス廃止

2016年 escrow取引再開(代金支払い管理サービス) http://www.tsuhanshinbun.com/archive/2016/02/post-2438.html

 

 

横浜Pacifico2(MICE施設)建設工事2017

今年の8/1からPacifico2の工事が始まった。 みなとみらい21地区20街区のMICE施設整備事業であるが、基礎工事が徐々に進んでいく姿は面白い。 建機やトラックが動いて、少しづつ杭打ちや土台の基礎工事がなされていく様を自分達で楽しむだけでなく、孫や他の人にもお裾分けしたいと思い。写真を撮っていたが、なかなか気がついた時だけではランダムになってしまうので、カメラを据え付けて同じ時間に撮影する方が良い。

 

iPhoneのアプリで適当なものがあるだろうと探してみた。毎日同時刻に自動で撮影してくれると良い。24時間毎の定点観測
1.定点カメラ 1−60sec
2.Musemage 1−3600
3.iMotion 1sec〜24時間
4.ProCam3 1〜300sec(5min)
5.iTimeLapse 1sec〜23h58m58sec

ということで意外と24時間毎のインターバルで撮影できるアプリはほとんどなく、私が探した中では、iMotionしか該当するものはなかった。だが、iMotionは24時間間隔にすると何故かうまく動作しない。そもそもスタートボタンを押した時点の撮影はせずに24時間後から1枚目が始まるのだが、翌日見てみると、朝日がiPhoneに直撃して直射日光の熱によりiPhoneに高熱警告がでていたりする。ということで、残念ながら試しに撮影した半日程度の映像等しかまだ撮れていない。
ProCam3はiPhoneを一眼レフのカメラのようにいろいろ設定して撮影することができるので、良さそうなソフトだが、タイムラプス撮影に関しては開発元に確認したが残念ながらMax.300secであった。 質問にもすぐに答えてくれたのでサポートも良いと感じた。 またiTimeLapseも惜しいところだが、何故か最大設定が23h58m58secなので、毎日少しづつ撮影時間がずれていってしまうことになる。

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註:MICE=Meeting, Incentive Tour, Convention, Event or Exhibition

中央左寄りのKing軸より右側(南側)にはPacifico2ができ、左側(北側)にはリゾートトラストのホテルが建設される予定である。南側は一般ホテル、北側が会員制リゾートホテル。下図の完成予想図は北東上空からの図なので、上部添付写真とは左右が逆転する。

MICE完成予想図

ドローンやVR機器は超音波に弱い

日経ビジネスOnline(2017/8/26)の記事によると、「ドローンやVR機器は超音波に弱い」ということをアリババの研究者が実証したらしい。2017年7月下旬に開催されたセキュリティカンファレンス「Black Hat 2017」で講演。

スマホに超音波を当てるアリババセキュリティの研究者—日経ビジネスOnlineより

ドローンやVRヘッドセット、スマートフォン、電動スクーターが搭載するMEMS部品*1が超音波で誤動作するとのこと。今回の実証では、ごく近距離から超音波を当てなければMEMSセンサーの測定結果を操れなかった。遠くからドローンを超音波で狙い撃ちするといったことができたわけではない。

 

しかし、超音波を使った超指向性スピーカーやその高出力版の海賊対策用超音波武器に近いものなどの技術を用いれば、遠隔から狙い撃ちができそうである。

HyperSound Technology HSS300

 

*1MEMS部品: MEMS加速度センサーはMEMS(メムス、微小電子機械システム)技術を使って半導体チップの中に極小のバネや重りを形成し、重りの変位を静電容量や抵抗値の変化として読み出すことで加速度を計測する。一方のMEMSジャイロセンサーは半導体チップの中に複数のバネや重りを形成して組み合わせることで、デバイスの前後左右の傾き(角速度)も測れるようにしている。